技術のアプリケーション

バーテック・オートIDのRTPMS(リモートタイヤ空気圧監視システム)読取り器レンジは、ホイール組立て時のRTPMSの組立てからディーラーでのホイール付替えまで、数々の段階での使用において、シュレーダーの公認済みです。アプリケーションには以下のものがあります:


アプリケーション1−タイヤ・ホイールの組立て

RTPMSはタイヤ・ホイール組立て工程に取付けられているため、製造ラインに入る前にその操作が正しく作動していることを確認できます。この確認は、BXR−LFあるいはBXR−LHFテスト・ツールを使用して行われます。BXR−LFでは、作業員が125kHzの低周波数でRTPMSを読取り、合格/不合格を判定します。BXR−LHFでは高周波数での確認も出来ますが、HF信号の遅れにより、通常はサンプル検査のみを対象に行われます。

バーテック・オートID及びドミニオン・テクノロジーズは、バーテックのテスト及び照合ツール及びドミニオンの組立て自動化システムに基づいた統括的TPMSホイール・タイヤ組立てシステムを提供することを目的に業務提携することになりました。

また、FXR固定読取りシステムは、ホイール・タイヤ組立て機の出口コンベヤ・ベルト上でTPMSの作動性を自動的に点検するために使用できます。さらに、すべてのタイヤ・ホイールを調べ、それぞれに独自のID番号をつけタイヤ空気圧を記録することができます。全てのタイヤ/ホイールに独自のIDがつけられるため、追跡が容易になります。この結果、二つの面から工程が改良されます。一つは、タイヤ充填工程への直接フィードバックです。この新たなデータにより工程のコントロールが高まり、充填がより正確に行われます。二つ目は、ゆっくりした空気漏れの発見が可能となることです。もし、タイヤ・ホイール取付けシステムの直後、デッキング工程の直前に第2の読取りステーションが追加されれば、(1回目の読取りと2回目の読取りの間隔は通常3〜4時間程度)2本の空気圧の比較を行い、ゆっくりした空気漏れのあるタイヤを、タイヤ・ホイールの車両取付け前に探知できます。


アプリケーション2−車両製造ライン

車両に取付けられたRTPMSのID番号は、その位置(フロント左側、フロント右側等)と共にダッシュボードのECU(電子制御装置)に送信される必要があります。これは、タイヤが取付けられた後に、RTPMSのIDを読む製造ライン上の高仕様の固定読取り器FXRを使って行なわれます。工場内のRF(ラジオ周波)ノイズは著しく、100%読取れる機会は一度しかありません。そのため、125kヘルツでRTPMSを稼動させ、125kHZと433MHzあるいは315MHzでIDを読み返すFXRが設計されました。これにより異質の工場ノイズを補うため2度の機会が与えられています。

FXRはRTPMSの各IDを読むために車両のどちらか側にアンテナをつけて配置され、ポジションと一緒にそれを工場のコンピューターにダウンロードします。このコンピューターは、製造の後工程において、それらのデータを車両ECUにアップロードします。

生産台数の少ないラインでは、FXRの代わりに、BXR−LFBを使ってVINバーコードを読むこともできます。これにより、車両を識別し、車の回りを素早く回って、RTPMSのIDを捕まえることができます。この手順は手直し向けの手順に似ています。

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アプリケーション3−BXRのその他の用途

タイヤ・ライン。携帯用BXRは、車両への組付け前のタイヤラインでのRTPMSの読取りに適しています。スペア・タイヤが車両に取付けられ、そのため後で、FXRがアクセスできない時に役立ちます。

FXRへのバックアップ。 多くの工場において作業スペースは限られているため、製造ラインに予備のFXRを用意するのは実用的ではありません。BXR−LFBは、音声とライトによる警告システムと共に、バックアップ・アプリケーションに適しています。警告が出た場合(FXRによる読取りが不可能な場合は警告信号を出す。)作業員が、BXR−LFBで、VIN番号をスキャンし、RTPMSのIDを読み取ることができます。手直し用ソフトウェアー手順書をご参照ください。

手直し。 車は、パンク、RTPMS不良、あるいはライン上でのその他の不具合といったタイヤ関係のいろいろな理由から手直しエリアに行くことになります。ホイールの変更が必要になることもあり、BXR−LFBは新しいRTPMSのIDをECUに取り付けるよう設計されたものです。このソフトウェアの手順は手直しで見られます。この手順により、作業員はVIN番号を見つけ、それぞれのRTPMSを探し当て、そこから、クレードル(CD−PODの)へ、あるいは無線でPCS−200シリアル・コントローラーに、そしてそこから引き続きECU情報更新のために工場ネットワークへとダウンロードされる前に、車両ポジションを含むIDを見つけることが出来ます。ソフトウェアーの手順については手直しをご参照ください。

工場ヤードでのパンク。BXR読取り器は携帯診断ツールと簡単に組合せられるように設計されています。そのため、たとえば、ロール・テストの後あるいは、出荷待ちのヤードでパンクが発覚した場合でも、ECUへのRTPMSのID変更の手続きも可能です。これは手直しの手順に似たソフトによって行われ、データは診断ツールを以って工場のコンピューター・システムに送信されます。


アプリケーション4−ディーラー

DXRトランアクティヴェーターは、低価格のディーラー用ツールで、RTPMSのLF及びUHF機能をテストするためのものです。